2010年6月21日月曜日

寺部町(隋応院と蓮の花)めぐり

豊田市に寺部町という場所があります。名前の通り、お寺の多い場所だと聞いていましたが、寺部城というお城があったようです。文明年間に鈴木下野守重時によって築かれたとインターネットの情報にありました。その寺部町に、浄土宗のお寺、随応院があります。本山は、京都の知恩院です。このお寺の蓮の花がきれいだというので、観に行ってきました。 母方の祖父が、お手伝いをしていたこともあるお寺です。

豊田大橋を渡り、北へ向かいます。豊田大橋と豊田スタジアムがこんな風に見えます。


歩くこと25分、お寺に到着です。
南門前「法然上人三河二十五霊場 第二十番随応院」とあります。
門までの左右には、鉢に生けてある蓮がぎっしりありました。まだ、ちょっと早いですね。見ごろは7月の7日、七夕の日ごろだそうです。

カスピカム

月のうさぎ という名前です。
大喜鵲頭(だいきじゃくとう)

平泉

明光蓮
蓮の花にもこんなに種類があります。よ~く見ると、それぞれ違いますよね。
蓮の葉の上に水滴を落とすと、こんなふうに丸くなり、葉っぱの上で、ころころっとなるんですよね。幼少期に母の在所で遊んだことを思い出しました。

門をくぐると立派なお寺があります。静寂な感じで、しばし、時の流れを忘れさせてくれます。

お寺を後にして、行きと違う道で帰りました。途中に、常夜灯を見つけました。説明書きにはこうありました。
「1800年代中期より、庶民に定着した善光寺参りの出発点を示すものらしい」 ということでした。時代を感じますね。
豊田の町なかとは、違った顔です。落ち着きがありました。
帰り道、畑をされている女性の方と立ち話。
「規格外の野菜を安価でわけてもらえませんか・・・?私は、(自己紹介)です」と話したところ、
「あー、新聞見たよ~(←この間の朝日新聞の掲載のことです)。私、○○ちゃん(←母のすぐ下の妹)と同級生」
きゃー、世間は狭い!です。話はまとまり、規格外の野菜が集まったら連絡をくださるということでした。
時代に触れ、人の交流を楽しんだウォーキングでした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「お花だより」ありがとうございました。近くにこんなに素敵なお寺があるなんて初めて知りました!貴重な情報をありがとうございました!行ってまいます。

稲熊真佐子 さんのコメント...

匿名様

ブログをお読みいただき、またご投稿までいただき、誠にありがとうございました。

お寺の名前は知っていましたが、蓮の花があるとは知りませんでした。まだ、ちょっと早かったですね。七夕のころから8月まで見られるそうですよ。

是非、ご堪能くださいませ。