2017年6月1日木曜日

東山魁夷の障壁画展

6月11日日曜日まで、豊田市美術館で、「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」が開催されています。

この建物は、かつて挙母城(七州城)のあった高台の一角に建設され、平成7年(1995年)に開館されました。美術館などの建築家、谷口吉生氏の設計です。

残念ながら、作品の撮影は厳禁ですので、様子を画像でお伝えすることができません。
東山魁夷が、多くの苦難を乗り越えて中国から来日し、唐招提寺を開基した鑑真和上を思い、日本や中各地を歩いてスケッチを重ね、いく度も構成を練り上げた作品です。
少ない色で、濃淡だけで、風景が描き出されています。
点数は少ないですが、展示の仕方にも目を見張るものがあります。
美術館で観る機会がないかと思いますので、これを機会にぜひご来館くださいませ。

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